東京新聞2013年6月12日夕刊より
地方公務員給与削減 島根県・美郷町が拒否
一部天引き 被災地に寄付
公務員の高給優遇は既得権益のようで、何が何でも削減したくないようだ。
一部を天引きで寄付するとしているが、被災地に寄付をすると言えば、批判もかわせると考えているのかもしれない。
何のために削減しなければならないのか。自分たちの既得権益だと考えているから思考停止に陥っている。
1,000万円を100人で6ヶ月とすれば、16,667円で、5.4%なら平均給与は30万8千円、年間370万円となるが、そんなに安いわけでは無いだろう。
美郷町のHPから平成22年度給与・定員管理等の状況についてによれば、退職手当を含まない一人当たりの給与費は578万円で、魚沼市の給与公表の586万円(H24年)とさほど変わらない。
何が何でも削減したくない?
何処も同じか?
天引きで寄付が簡単にできるとも思えない。
寄付は自由だが、いくら天引きとはいえ、本来の支給額で源泉徴収されるはずだし、確定申告で寄付分を控除しなくてはならないからだ。
職員の同意が得られればいいのか。税務署に聞いたほうがいいだろう。